秋山かほるから、みなさんへ
これ以上借金を増やし、用地買収や大規模な工事をするな!
こんな無駄遣いはもうやめよう!税金は市民生活のために使おう!
放射線から子ども達を守る対策を!5年後、10年後も元気で育って欲しい!
年をとっても、障がいがあっても住み慣れた家で暮らせる市政の仕組みを作りたい
秋山かほるのプロフィール

秋山かほる

上尾市の年間借金返済が約77億円

上尾市は、たった1日で2104万3448円の返済をしています
内利子返済は1日265万7825円、年間約9億円です(2010年末)

 島村新市長になる前に予算編成された08年度の市の借金は年間約40億円。新市長になり、新たな借入金は年間65億円を上まわりました。09年度には莫大な返済をしても、借金の総額は増え、600億円を越えました。今年度は基金を大幅に崩して、表面上の借り入れは、少し減ったように見えます。

 民主党政権になって、地方にはたくさんのお金が交付税として配布されましたが、長続きしないのは明白です。大増税が迫っています。今でも、市民生活の悪化は市税収入の減少を見ても明らかです。無原則な用地買収、続く箱もの建設、返しても減らない市の借金。この市政には、厳しい監視と市民生活の悪化に目を向けるよう市政を正す議員が必要です。

 例えば、生徒825名の富士見小学校、生徒944名の川口市本町小学校予算と国の補助金を比較してみました。震災が心配される今日、上尾市は避難所になる体育館の屋上にプールまでつくり、総工費は30億です

 富士見小学校の建替え工事が必要なのは10年以上前から言われていました。しかし、補助金が多く出るときに工事をせず、なぜ今なのでしょう。人数の多い本町小学校、富士見小より教室の数は13室も多いのに面積は下まわります。上尾市は目的の無い多目的スペースばかりが目立ちます。経費の削減にもならず、防音工事で工事費が増す大石消防署の複合施設を思い出します。上尾のような複合施設はどこにもありません。この市政は何も変わらず、大規模工事を続け借金を続けます。

【面積】
上尾市 富士見小学校  新築面積 10,777m2 23年度完成予定
川口市 本町小学校   新築面積 10,301m2 22年度完成予定

【国からの補助金予定額】
上尾市富士見小学校 2億4226万円
川口市本町小学校  10億5656万6千円

どの子も伸ばせる教育の中身が必要!

教育は土木費ばかりでなく、塾へ行かなくても、どの子も伸びる教育の中身の充実にお金を使うべきです。

保護者負担を減らそう!

授業で使うものは市が用意するべきと何度も取組みました 改善されていますが、引き続きの努力が必要です。

多大な市民負担で建替えた上尾駅舎、所有はJR。
予算はすべて市の商工費、市内事業者の育成に配慮なし!

 上尾駅と周辺整備で借りたお金は約19億円ですが、昨年返済した元金は848万円。本格的な返済はこれからですが、払った利子は900万円を上回ります。借金は多大な利子負担を伴います。上尾市がお金を出して、JRが自分の持物の工事をし、少し費用を足してお店のスペースを作りました。大部分が市民の税金で、市の商工費を使っているのだから、市内事業者の利益になるように対策を求めましたが、市内事業者の育成など眼中にもなかったらしく、店は全てJRの選定で決まってしまいました。市の商工費を使うのだから、市内事業者の育成も結びつけるべきという認識がありません。

 また、上尾駅西口に市民の乗降スペースを作ることを約束させましたが、できたのは降りる場所だけでした。迎えの車が駐車できるスペースはなく、新設の公用車駐車場だけが無駄に広く、周辺整備でジョナサン前の交差点は左折車線がなくなり、朝晩大渋滞。バス乗り場に屋根をつけるだけなら、こんな膨大な事業は要りません。工事ありきで市民なし。いつまでこんな市政を続けるのでしょう。議会のチェック機能の強化が必要です。

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